企業農業研修(田植え編)
企業CSA(Community Supported Agriculture)としてこの下里地域の有機米を買い支えていただいている大宮のリフォーム会社であるOKUTA株式会社様。
昨年までは農業体験として従業員が実際に稲作の現場を体験するということを行ってきたのですが。今年からは正式に社内研修として新入社員の方々が(田植え、草取り、稲刈り)の稲作のプロセスを体験することになりました。その初回の田植えを6月10日に行いました。午前中は理論編の学習と田植えシミュレーションを屋内で行い、昼食の制作(カマドを用いた炊飯も研修の一部)、午後に実際の研修田圃に入って田植えを行いました。 地元農家さんの好意により7畝(7a=70㎡)の田んぼをお借りしここで稲刈りまで行います。
■午前中は理論編と昼食づくり
午前中は田植えをするにあたって最終的な田植え後の姿をイメージしてどのような作業手順で行うのか文書から読み解くことやお互いに教えあうこと、紐を苗に見立てて作業のシミュレーションを行ってみるということを通して伝えることの難しさ、グループ内で作業の目的を共有することの重要さを研修として体験していただきました。また、昼食を皆さんで作ることも重要な研修の一部となっています。
■午後は実際に田植えを体験
さて、午後は研修田圃で実際の田植えを体験しました。午前中に体験した理論やシミュレーションも現場にでると勝手が違うこと、チームワークの大切さも学んでいただけたのではないでしょうか。指導役である農家さんとの交流や作業の大変さからお米の有難さが分かったという感想も聞かれました。